ロシア漁業情報

2026/10/10
ロシア漁業ニュースヘッドライン 2026/10 NEW

  2026年10月10日
ユーザー 各位

拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今年2026年9月16日から同18日までの間、サンクトペテルブルグで第8回ロシア国際漁業フォーラムが開催され、同18日、当該フォーラムの本会議 “グジェ・ルイバ?“(Где рыба?:魚はどこに?)が開催され、報告担当者:原口聖二も現地でリアル参加しました。
この本会議に登壇したロシア副首相パトルシェフは、ロシア漁業の現状と展望を発表しました。今年2026年のロシアの水産生物資源の漁獲量は2025年と同水準の470万トン程度になる見込みで漁獲量伸び悩みの背景には、太平洋サケマスの来遊数が想定を下回ったことや、イワシの漁獲量が予測を下回っていることがあり、一方で、ニシンが増加するなど、2年連続で魚種の構成が変化しているといった、制御できない自然要因があることを指摘した上で、こうした環境変化に対応するため、科学による操業予測精度の向上、漁業情報の開発、そして漁船団や漁具を変化する状況に適応させることが不可欠であると強調しました。
また、パトルシェフは、国内市場への水産物製品供給を完全に確保し、すべての輸出義務を履行する点に疑いの余地はないとも断言し、今後、水産業が新たな質的飛躍を遂げるための鍵として期待されるのが水産養殖分野だと言及、このため政府は、施設費用の最大25%を補助し、今後5年間で15カ所の養殖施設を建設、近代化する方針であることなどを説明しました。
今月号では、これらのロシア漁業分野の政策に関する直近の発信情報を集約し、TopNews としてご報告申し上げます。
なお、ロシア漁業にとって重要な太平洋サケマス操業と、回復が期待されたイワシ・サバ操業は極端な不漁が報告されています。これらの関連情報もあわせてお知らせ致します。
敬具
(国際漁業対策事業部;原口聖二)


TopNews  第9回ロシア国際漁業フォーラム ロシア副首相パトルシェフ ロシア漁業の現状と展望
・第9回ロシア国際漁業フォーラム本会議“グジェ・ルイバ?“(第9回ロシア国際漁業フォーラム関連等外7件)
・ソ連漁業大臣イシコフの銅像が除幕される(ロシア漁業政策および漁業協定関連等外4件)
・日本EEZイトヒキダラ未配分漁獲割当オークション(投資クオータ/漁獲割当オークション関連外3件)
・ロシア漁業者漁獲量 350万トンに達する(9月15日)(ロシア漁業生産/貿易動向関連外5件)
・ロシア スケトウダラ・ニシン・マダラ操業概況(スケトウダラ・マダラ・ニシン等操業関連6件)
・ロシア太平洋サケマス操業概況(太平洋サケマス操業関連45件)
・ロシア漁業者 イワシ・サバ サンマ操業概況(イワシ・サバ サンマ漁業関連6件)
・EUのスケトウダラ・フィレの輸入量と価格の推移等(その他ロシア漁業関連情報等外8件)
・韓国冷凍スケトウダラ市場動向 2026年9月(韓国スケトウダラ市場関連)
・アイスランド国民投票  EU加盟交渉見送り 漁業分野の制限への懸念(ポスト英国EU離脱Brexit関連)
・独 洋上風力発電が沿岸地域の降水量を15%減らす(洋上風力発電と漁業 海外の経験外2件)

計95オリジナル報告
http://kisenren.com